お金を借りるのに法律的な制限はないのでしょうか？
金欠病に陥り、知人や友人、あるいは親戚などからお金を借りる場合には、特段、法律的な制限はありません。
金欠病に陥った友人の窮地を救うために、いわばボランティアみたいな精神でお金を融資するからなのです。
銀行や消費者金融からお金の融資を受ける場合には、法律的な制限があります。
融資を受ける金額の大きさに応じて、ローンとかキャッシングと称されています。
ローンは、例えば数百万円単位の借り入れが主体で、住宅ローンや不動産ローンがそれに該当します。
友人の結婚式に出席する費用を工面するような場合の借り入れは、数万円から数十万円程度の借り入れとなりますから、これはキャッシングというものに相当するのです。
こちらは小口借り入れなんですが、油断がなりません。
法律的な制限があるのです。
総量規制という法律があります。
小口借り入れでも、数社に渡り借金を重ねれば、毎月の返済が出来なくなってしまいます。
これらの人々は多重債務者と称されます。
多重債務者の撲滅を狙ってつくられた法律が総量規制なのです。
この法律によれば、キャッシングの合計金額が、個人の年収の三分の一を超えることを厳しく制限しています。
複数のカードを常時使用しているような人たちは、借入金額の合計をつかんでいる必要があるのです。
複雑な金利計算が絡んで来るので、かなりやっかいなんです。